今年のバレンタインは、広告も出さずに
店舗のみの販売とさせて頂きました。
今回の企画で意外だった事があります。
どんなに着飾ったデコレーションアイスを並べても、
多くの方がシンプルなアイスカップを買って行かれました。
本当に大切な物は、形ではない。。と言う事でしょうか。
バレンタイン企画を考えながらも、日々、生産者さんとの出会いがあります。
かれこれ、14年前。。。
OL時代、就職したばかりの私は、東京の新宿にある『KONNE』という宮崎の物産所に販売研修に行くことになりました。
そこで出会ったのが、同じく販売に来られていた、高鍋町・『青木落花生店』の青木さん。
先日、宮崎商工会議所の津谷さんの紹介で、久々にお会いしました!
青木さんも何となーく覚えて下さっていて、当時の思い出話に花が咲きました。
青木さんは、もともと和菓子の職人さんで、ピーナツ焙煎の事や、和菓子の基本的な考え方、職人としての姿勢、こだわりなど、色んな話を聞かせて下さいます。
いつも思うのだけど、忙しくて忙しくて、大切なものを見失いそうになった時、決まってこんな風な出会いがあります。
今は、鳥インフルや新燃岳の火山灰でホントに大変な時期だけど、それでも皆頑張ってることを思うと、私もがんばらなきゃなー。。。と思います。
…『いつか青木さんと一緒にピーナツアイスを販売したいなぁ』と、思う今日この頃です。
昨年の10月末から、宮崎商工会議所主催の講義を受講して、今月15日、その成果発表が行われました。
経営革新塾。
加藤先生、松本先生、込山先生。。。
かれこれ数年前から時間を見つけては講義を受け、仲間ができて、事業も少しずつ大きくなって。
この講義と共に、私も事業も成長してきたような、そんな感じです。
私にとって、今回の講義はこれまでやってきた5年間の総まとめのようなものでした。
昔なつかしの自転車でアイスキャンデーを売り始めて、西都原のイベントでテントを建てて販売し、それが移動販売車へ。
そして、昨年の8月に実家のお店を改装して、店舗をOPENしたこと。
実家のスーパーを何とか立て直したいと、一人で始めた些細なことが、今では心強い見方のスタッフもいて、ダメダメな私を支えてくれています。
もちろん、ここまで来れたのは、家族の協力が一番だったと思います。
これまでやってきた事。
こんな形で認めて貰えてとてもうれしいです。
伝えたいことはたくさんあるけれど、それは、形として皆に伝えられたらいいのかなと最近思います。
『お客様の笑顔と、自身の笑顔のために』
今回の講義でこの言葉を見つけ出すことができました。
やっとやっと、迷わずに歩き出すことができそうです。
たくさんの人にありがとう。
そして今後とも、もりのふうを宜しくお願い致します。