伊東マンショ没後400年を記念して、
11月10日西都市あいそめ広場にて催しが開催されます。
それに伴って、西都市内の各店舗で
イタリアンフェアー(11/2〜11/11迄)を開催しています。
この企画のなれそめは、
『もりのふうさんで、イタリアンジェラートを作っていただけませんか?』と、
商工会議所さんからお話を頂いたときに、
朝日新聞にコラムを掲載されている、
ライターの川越ゆう子さんがお店に来られていて。。。
タイミングよく、この企画にご協力いただくことになりました。
川越さんには、当時マンショがイタリアに滞在した際、
どういったものを口にしていたか?
色々と文献を探して頂き、今回は天正遺欧使節 (松田穀一 著) から
食に関する資料をもとにアイスを作りました。
文献によると、当時の派遣団は目新しいものはあまり口にしなかったようです。
異国の地で初めて目にする食文化に、
まだ幼い青年達には抵抗があったのかもしれませんね。。。
そのなかでも、ナッツ類は当時のイタリアでも生産が盛んだったようで、
今回はピスタチオナッツを使ってアイスに仕上げました。
イタリアンジェラートというと、なめらかで口当たりのアイスを思い浮かべますが。。。
今回は私が13年前にギリシャを旅した際、オシオスルカス修道院の売店で食べた
『ピスタチオアイス』を、そのままの形で再現。
ピンク色の花が咲くアーモンド畑と、オリーブの木々を抜けて
その先にひっそりと佇む修道院。
その歴史は古く、
そのナッツ畑からとれたであろう鮮やかな緑色のピスタチオナッツのアイスクリームは、粒つぶの刻みナッツがたっぷりと入った、
とろけるような美味しさのアイスクリームでした。
売店で出されたものは、タッパーで流し固め、大きく四角型にカット。
そしてポーンと紙皿にのせただけのシンプルな形です。
(上記の画像、そのままです^^)
もりのふう特製カスタードアイスに、シチリア産のピスタチオを惜しみなく加えた、
期間限定のピスタチオアイス(別名マンショアイス)。
期間中、皆さまのご来店を心よりお待ちいたしております。